日時:平成28年9月20日(火)15:15~15:45
講師:幼児教育学科 講師 石野 友子
「連携」をテーマに、「これからの時代、短期大学はいかにより良い教育をするか?」「人材育成の場として、質の保証をどのようにしていくか?」「地域連携、大学間連携、学内連携など連携」の重要性について研修した、私立短大協会入試広報担当者研修会について、報告をしました。
まず、「地域連携・大学間連携」の事例として、長岡市の取り組みです。『みんなが創るまちなかの価値』として行政側から、そして『「まちなかキャンパス長岡」が目指すもの』では運営側から、3大学1高専の連携によるあらたな学びと交流の場で、市民が主体的に学ぶ事例発表を報告しました。
また、今回の研修会の開催地である仙台からは、6大学の協定を結び、連携による街全体の活性化を進める「いずみ絆プロジェクト」の事例や、「新設短期大学の学生募集」についての事例も発表され、今後の短大の在り方について考えました。
私立短大協会入試広報担当者研修会では、分科会も行われました。各地の短大の地域連携や学内連携、産学連携などの情報を交換し、今後、どう生かしていくかなどを話し合い、いかにして、短大ならではの良さを伝えていくか、職員・教員・学生の連携による広報活動の在り方についても、盛り上がった分科会でした。
相手を認めることが「連携」につながります。「伝え合う」ことを大切にしながら、それぞれの短大が、教員・職員・学生が力を合わせて取り組んでいこう、と再認した研修会でありました。
本学でも、ビジネス実務学科、美術学科、幼児教育学科ともに連携し合い、よりよい教育を目指していきたいと思います。