日時:平成28年7月26日(火)15:20~16:00
場所:A135教室
講師:藤元 宏一
金城大学短期大学部教授の藤元 宏一を講師とし、「パソコン実習画面の共有システム利用講習会」のテーマで第1回ビジネス実務学科FDSD研修会を行いました。
初めに、「パソコン画面共有システム」のための機器(特にスティックPC)の設定・接続の説明がありました。
続いて、このシステムで出来ることとして、学生画面一覧表示をはじめ、学生からの画面送信や教員画面を学生画面に一斉送信、全画面への記入などの説明と実演があり、授業で活かせる用途として、WEBブラウザ調べもの学習やクイズ(簡易テスト)などを分かり易く提示されました。
その後、教員側パソコンで出来る色々な操作の説明と実演があり、学生画面一覧表示や学生画面の比較、学生画面を選択して教員画面に全画面表示、学生からの画面送信などの機能に加えて、受講学生のパソコン利用禁止の機能の一つひとつを説明しながら、受講している教員に割り当てたパソコンとの間で実際にやりとりをして体験しました。
最後に、学生側のパソコンから教員側のパソコンへ画面送信(静止画とリアルタイム画面)や教員からの画面一斉配信等の操作方法の説明と実演を体験しました。
短期大学部の実際の講義には卒業に必要な単位取得に加え、各種の資格や免許取得に不可欠な知識や技術の習得が強く求められます。それに加えて、このシステムが容易に使えるように整備された幾つかの教室の確保や、そこで講義を受ける学生数のパソコンやタブレットの常設など、このシステムの短期大学部の大多数の科目における現実的な使用には、まだまだ困難な面が多いと感じました。ただ、一部の特殊な科目においては、使い方によっては絶大な効果を発揮する可能性はあるものと思われました。